自分のアート作品をNFTにしてみよう

とにかく始めてみないことには何もわからない。
世の中には「あんなものは流行に過ぎない」だとか「バブルはいずれはじける」だとか、「ゴミが売られている」だとか、ひどいのになると「あんなものは詐欺だ」などと言う人たちもいる。
それが流行であったとしても、いずれはじけるバブルであったとしても、やってみることは大切だ。
そしてやってみたことによってそれが本当にゴミだったのか、詐欺だったのかもわかるだろう。

ふたたびDYOR

ネット上では「NFTの始め方」という記事を日本語で読むことができる。
ここではアーティストであるあなたが自分の作品をNFTにするにあたって、何を知る必要があり、どこで何をすればいいのかについて説明するが、それぞれの手順について細かく説明することはしない。

始める前からDYORの精神を忘れてはならない

とは言っても、自分が何を知らないのか、何を調べればいいのかさえわからない、という気持ちはわかる。
ここでは、自分の作品をNFTにするために知っておくべきこと、および作品をNFTにするまでの大まかな流れについて説明する。

アーティストが作品をNFTにするために知っておくべきこと

マーケットプレイス

あなたが自分のアート作品をミントしてNFTにし、それを売るところとしてマーケットプレイスが必要だ。
招待制ではなく、出品するための審査もない、今すぐ始められるマーケットプレイスを選んで、そこで自分の作品をミントしていく。
僕が経験したことのあるマーケットプレイス、およびアーティストが目指すべきマーケットプレイスについては、「NFTのマーケットプレイスについて」という記事にまとめておいたので、詳しくはそちらをどうぞ。

ウォレット

いわゆる「サイフ」である。
暗号通貨を入れておくところ。暗号通貨のエコシステムでは、このウォレットがあなたのIDである。
「サイフがIDである、って?」と思われるだろう。これこそがWeb3.0と言われる世界なのだが、マーケットプレイスにはなんと「アカウント」という概念がないのだ!
「ん?アカウントがないのにどうやってログインするの?」ということだが、あなたのウォレットを「繋ぐ」のである。
つまり、マーケットプレイスにはアカウントもパスワードもなく、あるのはウォレットのアドレスとパスワード(とパスフレーズというのもある)だけだ。

これは実世界に照らし合わせて考えてみるととても自然なことだ。

あなたが買い物に出かけるとき、サイフさえ持っていれば、普通に店で買い物ができる。もちろん会員制の店やサービスもあるだろうが、それでもまずサイフがないと買い物はできない。
会員制でないかぎり、普通に店で買い物をする際に、あなたの名前を名乗ったり、店に入るためのパスワードを要求されることもない。
ただし、あなたが街に出て店で買い物をする際に、サイフを落としたり、盗まれたりされないように気をつけることが重要であるが、同じく、ウォレットのパスワード(あるいはパスフレーズ)を忘れてしまったり(サイフを落とす)、パスワードを盗まれてしまったり(サイフを盗まれる)することには十分注意するべきだ。

暗号通貨の世界には詐欺がはびこっていて、なんとかしてあなたのウォレットのパスフレーズを盗み取ろうとするやつがうようよいる。
このあたりについてはあちこちで注意を喚起する文書があるので、よく読んでおくこと!

売り方

マーケットプレイスで自分の作品を売る際の売り方にはおおよそ下記がある。
リスト:自分で値段を決めて「○○ETHで売ります」と出す売り方
オファー:値段は決めずに、コレクターが「○○ETHで売ってくれんかね?」と言ってくるのを待つ売り方
オークション:文字通りオークション。オークションにはEnglish Auction(イギリス式オークション)とDutch Auction(オランダ式オークション)があり、マーケットプレイスによってはその両方に対応しているところもある。それぞれどういうオークションなのかということについては「NFTで使うHENな用語」に書いておきました。

上記の売り方のうち、どれで売るかをまず決めるのだが、最初はリストでいいと思う。そのマーケットプレイスの他の作品はどれぐらいの値段で売られているのかを見て、自分の作品の値段を決めてもいいし、あるいは「○○ETH以上でないと売りたくない」ということで強気な値段をつけるのもいいと思う。

プロモーション

自分のアート作品をNFTにして値段をつけ、マーケットプレイスで公開した。
でも、それだけでは買い手はまずつかない。いくらあなたの作品が素晴らしいものであったとしても。
あなたがそのマーケットプレイスで自分のアート作品を売りに出している、ということを誰も知らないからだ。
これは、たとえば誰もいない山奥であなたが誰にも知らせずに個展をしているようなものだ。

ではどうやってひろめればいいのだろうか?
これは僕も研究中なので、具体的な方法をここで書くことはできないが、まず考えられるのはSNSを活用することだろうか?
実際のところ、TwitterやInstagramでNFTの宣伝をしていたり、あるいはコレクターがSNSでいい作品を探したりしている。
ハッシュタグに”#NFT”などとつけることによって、コレクターの目につくようにするのが今はいいのかもしれない。
ただし、そのハッシュタグをつけると「私はNFTの宣伝のプロだ。プロに宣伝を任せないか?私に任せてくれたら○○万人の目に止まるぞ。」というDMが山のように来るのでうっとおしい。
僕は当然そういうのは全部無視しているが、いつかネタ記事のために試してみるかもしれない。

あなたが自分の作品をNFTにして売り出すまでの大まかな流れ

あなたが自分のアート作品をNFTにして売るまでの大まかな流れは下記である。それぞれの詳しい方法はとにかく自分で調べること!

1.ウォレットを作る
マーケットプレイスによって扱う暗号通貨が異なるので、その暗号通貨を扱うことができるウォレットを選ぶ。
2.ウォレットに最低限必要な暗号通貨を入れる
NFTをミントする場合にガス代がかかったり、あるいは何らかの手数料をマーケットプレイスに支払う必要があることもあるので、最低限必要な暗号通貨をウォレットに入れておく。
つまり、どこかの取引所で必要な暗号通貨を手に入れ、それを自分のウォレットのアドレス宛に送る、ということ。
3.マーケットプレイスを選び、ウォレットを繋ぐ
ウォレットに暗号通貨を入れたら、そのウォレットのアドレスを入力(コピペ)して、ウォレットとマーケットプレイスを繋ぐ。
4.作品をミントする
ミントの仕方はマーケットプレイスごとにちょっとずつ異なるので、具体的な方法は自分で調べる。
ここで、マーケットプレイスによってはミントする度にガス代がかかることがある。OpenSeaの場合は最初の一回目のときだけガス代がかかる。
5.ミントしてできたNFTをリストする
同じくリストの仕方もマーケットプレイスごとに異なるので(以下同文)。

まとめ

もしあなたが「どうやって自分の作品をNFTにして売り出すのか、具体的な方法を知りたい」と思ってこの記事を読んでくれたのならすみません。具体的な方法は自分で調べてください。この記事では、大まかにどういう流れで進めていくのかを書きました。

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